令和6年度親子バスツアー
実施の様子

令和6年度親子体験バスツアー

福祉の魅力発見! 秋の親子バスツアー
「福祉のおしごと出前授業」と「お楽しみイベント」を開催しました

山口県福祉人材センターでは、次世代を担う子どもたちとその保護者に福祉の職場や仕事の内容を知っていただき福祉・介護職の魅力ややりがいを伝えることを目的に、「福祉の魅力発見! 秋の親子バスツアー福祉のおしごと出前授業とお楽しみイベント」を開催しています。８回目となる今回は、10月上旬から10月下旬にかけて県内の中央地域「阿東地域交流センター」、西部地域「花の海」、東部地域「やまぐちフラワーランド」の３施設で2日間ずつ開催し、応募総数３４１組６５５名の中から抽選で決定した８６組１６８名の方にご参加をいただきました。

午前中の「福祉のおしごと出前授業」では、福祉の仕事の意義や「やりがい」などについて講師の先生からお話しいただき、全員で「だれもがしあわせに生きること」や「より良い生き方」とは何かを考えました。また、介護現場に導入されようとしているAI等を使用した最新技術にも触れたり、高齢者の困り感を体感した上で、車椅子で自走したり保護者が乗った車椅子を実際に押して介助したりする「車椅子体験」などのほか、「福祉車両の乗車」、「とろみを付けた飲み物の試飲」などの様々な体験を通じて、福祉の仕事について楽しく学びました。

午後の「お楽しみイベント」は、「花の寄せ植え、蜜蝋細工（やまぐちフラワーランド）」、「野菜の収穫とピザ作り（花の海）」、「リンゴ狩り（徳佐リンゴ観光協会）」を親子で体験し、参加された皆さんに大変喜んでいただきました。

ツアー終了後のアンケートでは、小学生からは「ふくしのしごとは大変だけどたのしくてやりがいがあるとしった。またやってみたいとおもった。」、保護者からは「子どもが初めは興味なかった様子ですが、車いすやアイマスク体験をして楽しく過ごせました。福祉について楽しく知る事ができて、参加して良かったと思いました。」「声かけ一つで相手が心地よく過ごせる事が出来る事が分かりました。相手の事を思いやって過ごす仕事は素敵な仕事だと思いました。」などの声をいただくなど、今年も参加された皆さんに福祉の仕事の魅力や、やりがいをしっかりお伝えすることができました。今後も子どもたちに福祉の魅力を伝えられるよう工夫して企画してまいりたいと思います。